Takashi Sakurai 桜井貴
Takashi Sakurai 桜井貴
1979年12月30日・茨城県にて生まれる。(同年同日・彫刻家『平櫛田中』死去。)
(同年12月29日・モデル兼タレント『押切もえ』千葉県にて出生/同じく31日・女優『中越典子』佐賀県にて出生。)
中学時代より油絵を始め、3年の学園祭で「初個展」を開催。
1996
「全国高校総合文化祭」絵画部門・茨城県代表。(のちに「文化連盟賞」受賞。)
「旺文社主催学芸科学コンクール」絵画部門入賞。
「全国学生美術展」入選。
美大入試に備え、近所に在住の画家蓮乗院一雲氏にデッサンの手ほどきを受ける。
1997
「読書感想画コンクール」佳作。
1998
現役での美大入試に失敗し、新宿美術学院油絵科昼間部に1年間在学。
蓮乗院氏のデッサンが、写真を見ながら緻密に描き起こすようなセオリーだったため、いわゆる予備校ふうの絵のノウハウとのギャップに終始苦しむ。
1999
東京造形大学造形学部美術学科比較造形専攻入学。
理論系の専攻に籍を置きつつも、あくまでも自分は実技系を志向していると言い通し、絵画科の非常勤講師だった中村宏氏にコンタクトを取るなどして独自に暗躍する。
2000
個展「桜井タカシの絵と詩と裸(ら)」開催。(青山/ギャラリーアートスペース)
各地ドライブインに派遣されての似顔絵描きのアルバイトを数回ほど経験する。
2001
NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」にエキストラ出演。
2003
東京造形大学造形学部美術学科比較造形専攻卒業。
かつて桜井の画風を手厳しく批判した絵画科教授母袋俊也氏の抽象画の筆致を真似て漫画チックなウンコを描き、卒業制作のひとつとして展示。物議をかもす。(これを期にパロディ的な方向に開眼する。)
教員免許取得。
学芸員資格取得。
多摩美術大学大学院修士課程美術研究科入学。
2005
多摩美術大学大学院修士課程美術研究科修了。
堀浩哉教授に師事。
個展「桜井貴の食器ング!帝国」開催。(銀座/青樺画廊)
2006
個展「青春画の系譜」開催。(相模原/ボイスプランニング)
2008
「西脇市サムホール大賞展」入選。
グループ展「ジュリエット&ジュリエット」参加。(銀座/銀座芸術研究所)(のちのArt Lab TOKYO)
アートイベント「Mass Reaction 1109」副代表 をつとめる。
「全員展」参加(清澄白河/MAGIC ROOM?)および「全員展アワード」受賞。(展示翌月号の「美術手帖」誌に掲載。)
ライブハウス「Doors」での「初台現代音楽祭」にて展示。灰野敬二氏らによる「ノイズ音楽」と共演、刺激を受ける。(同イベントには翌年も参加。)
2009
「ぴちぴち行動展」参加。(池袋/ターナーギャラリー)
誕生日の12月30日を含む日程で、個展「今月30歳になるので、30作からなる個展をやります。(計30字、句読点含む。)」開催。(経堂/アンティークスタジオ・ミノル)(なお、この会場となった画廊は「愛☆まどんな」こと加藤愛氏の実家が運営していた。)
2010
愛☆まどんな氏・大塚聰氏による漫画同人誌サークル「うさぎっこクラブ」に加入。
都内通信制高校に美術教師として1年間在職。
2011
「わくわく渋谷」参加。(渋谷/ワンダーサイト)
岩田舞子氏・海野貴彦氏・酒井貴史氏らとともに「art partyるくる」の旗揚げに参加。(以後、アートイベント等を定期的に開催。地域密着型のイベントから都内での展示、パフォーマンス、小説執筆、演劇、カードゲーム制作等、活動内容は多方面にわたる。)
「hanami展」参加。(茅場町/Art Lab TOKYO)(なお、同画廊は2年後に秋葉原に移転となるも「hanami展」「hanabi展」「Art's berthday」といったグループ展を定期的に開催し、桜井も継続的に出品して今に至る。)
「うさぎっこクラブ」としてのグループ展「卯展決行」開催。(秋葉原/island3331)
同じく「うさぎっこクラブ」として冬のコミックマーケットに参加。
2012
スケッチブック漫談芸のスタイルを確立。
アイドルグループ「BiS」のメジャーデビュー曲「PPCC」のプロモーションビデオにエキストラ出演。
「バカート展」参加。(千葉/トレジャーリバーブックカフェ)
登戸のアパート「チロリアンハウス」にて「四畳半アートフェスティバル」の旗揚げに参加。(以後、定期的にフェス開催。発起人は写真家谷口雅彦氏。桜井は告知用フライヤーを毎回担当する。)
大塚聰氏・伊藤雅史氏とともに「掘りごたつ派」を結成。(会田誠氏が97年・04年に開催したグループ展「こたつ派」のスピンオフ。)
2013
「掘りごたつ派」としてSICFに参加。(青山/スパイラルホール)
2014
「掘りごたつ派」を中心としたグループ展「掘りごたつハリケーン」参加。トークイベントで会田誠氏、パルコキノシタ氏、アイドルデュオ「ナマコプリ」らと共演。(四ッ谷/アートコンプレックスセンター)(その後、「掘りごたつ派」は現在まで活動休止に入る。)
2015
「バカート展ビヨンド」参加。(千葉/トレジャーリバーブックカフェ)
2016
「桜井貴の㊙アート新聞」創刊。
「NEO春画展」参加。(秋葉原/Art Lab TOKYO)
自主企画によるグループ展「大塚聰とその時代(笑)展」開催。(歌舞伎町/砂の城)
「現在戦争画展」参加。トークイベントで根本敬氏らと共演。(阿佐ヶ谷/TAVgallery)
個展「画家は2度死ぬ」開催。展示内のイベントにて、写真家谷口雅彦氏、小説家渋澤怜氏、ライター福田フクスケ氏、地下アイドルのerica氏らと共演。(秋葉原/Art Lab TOKYO)
2018
三杉レンジ氏主催による「絵画教室ルカノーズ」にて油絵の1日入門講座を担当する。
「掘りごたつ派」として活動する折にトレードマークだった茶色のドテラを、画廊の同胞でもある牧田恵実氏に譲渡。
「Art Lab last show」参加。(秋葉原/Art Lab TOKYO)(年度終わりの常設展として)
2019
ミュージシャン岡田徹氏、サエキけんぞう氏らの主催による「9月の海はクラゲの海」展覧会に参加。(吉祥寺/gallery shell 102)
絵画・イラスト・パフォーマンス・企画立案等、多岐にわたる活動と「形容詞のつかない」制作スタイルを目指す。
Art Lab TOKYOの森下泰輔ディレクターいわく「1人グループ展」。
「エロス/笑い/時代性」を「諸芸術の三大栄養素」と位置づけての持論を展開。
公募団体等無所属。
東京都町田市在住。