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星川菜々美 shoujo展  11月26日(月)~12月8日(土)

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「少女遊泳」2018 1589 ×1589mm キャンバス 油彩

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星川菜々美 shoujo展
11月26日(月)~12月8日(土)
15:00~20:00 最終日~18:00
12月3日(月)休廊
 
星川菜々美は少女を描くことにこだわっている。来る日も来る日もある少女の物語を描いてきた。それは一片の肉となり無重力空間を漂うところまで来てしまった。
 
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『少女』の美しさとは何か。
私自身、昔から『少女』というテーマに惹かれ、今日まで制作を続けてきた。
なぜ少女は美しいのか、根幹に立ち返った時、私は無意識中に蔓延する『男性性の強い社会の目線』に知らず知らず価値観を固められているのではないかと考えた。
華奢で無垢で、ものを言わず、おとなしい。その価値から外れた『少女』は『少女』でなくなる。正解の美しさから逸脱する。そんな無意識の価値観が、等しく少女であるはずの女の子たちにも植え付けられているのではないか。
 
一見、画一的な美しさを持つ人形のような少女たちと共に、生命活動を行う器官・生々しい内臓を描くことで男性的な美しさの評価基準の枠に無意識中に囚われている少女にひとりの人間としての自由を与える為の作品とした。バックは無限に広がっていく深海・宇宙であり、これらの作品は自由を得た少女たちが増えていくように、縦横無尽に広がっていく。
 
星川菜々美